NTTドコモは17日、検証用データセンターで行っていた省エネ技術の導入検証で、当初の目標である従来比50%を大幅に上回る最大66%のCO2排出量削減効果を実証したと発表しました。
この検証は、省電力サーバ、空調設備、直流給電システムの最新技術を最適に組合せて運用することで、CO2排出量削減効果を実証するもの。
今後は、サーバの処理負荷に応じて処理能力を変動できる設備の導入や、設備個々の温度情報をリアルタイムでモニタリング、その温度情報をもとに適切な温度条件を保ち、過冷却の抑止するなどに取り組み、さらなる省エネを実現するとのこと。
近年、急激に進んでいるIT化にともない、データセンターの消費電力も急増しているため、各社がサーバや関連機器の省電力化にとりくんでいますが、現状で66%省エネというのはすごいですね。すべて実施した場合にどれくらい省エネできるのか楽しみです。