COP16へ各国歩み寄りを

 メキシコのカルデロン大統領は2日、都内の日本記者クラブで記者会見しました。
 カルデロン大統領は記者会見の中で「先進国、途上国に関係なく気候変動に取り組まないといけない」と述べ、年内にメキシコが議長国となって開く予定の気候変動枠組み条約締約国会議(COP16)に向け各国に歩み寄りを促しました。
同時に議長国として「透明性のある交渉を進め(合意には)すべての国の意見を反映させる」と強調したそうです。

 先日のコペンハーゲンで閉会したCOP15では、先進国なりの意見、産業発展に留意する途上国の意見、国家の危機を訴えるアフリカや島しょ国、全くまとまりきれませんでした。
ともあれ、温暖化は間違いなく進行しているので、下準備を万端に整え、COP16では、目標に向かって一つの決議をまとめて欲しいと思います。


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このページは、green plusが2010年2月 4日 19:51に書いたブログ記事です。

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