大阪市は2010年度から、電気自動車(EV)10台を使った会員制のカーシェアリングの実証実験に乗り出すことを決めたそうです。
梅田、難波、臨海部など市内最大8箇所に充電設備を備えた無人のステーションを設け、約200人の会員を募集して予約制で使うとのこと。このほか10箇所に、充電スタンドも設けるんだとか。
料金は通常のレンタカーと同程度を想定。ビジネスや観光の足としての利用を見込んでいるそうです。
大都市圏でのEVを使った本格的なカーシェアは初めてとのこと。
最近、EVや電気自動車関連のニュースが多いですが、なかでも先進的な自治体の取り組みが目立ちますね。
これまでは自動車の「所有」に大きな価値を見出していた人たちが、自動車そのものではなく、自動車がもたらしてくれる「便益」へ価値を見出すようになっていることにより、普通の自動車の売り上げが下がり、カーシェアが注目されています。この流れは今後のCO2排出量削減の圧力や、ガソリンの価格の上昇により、ますます強くなりそうです。