中国電力は9日、ポーランド政府から21万トンのCO2排出権を購入する権利を得たと発表しました。2008年から2012年までポーランド国内で実施する炭鉱メタンガスの回収・利用プロジェクトで、中国電力は自社の排出量削減に活用するとのことです。
実施されるプロジェクトは、ポーランドの石炭会社、ヤスチェンベ石炭公社が所有する炭鉱で発生するメタンガスを電力や熱の燃料として活用するために熱電併給設備を設置するもので、中国電力はプロジェクトの設計や審査手続きなどを担当しました。
プロジェクトは炭鉱に出力1800キロワットの熱電併給設備を設置し、坑内で発生するメタンガスを電力や熱の燃料として有効活用する内容。ポーランドのヤスチェンベ石炭公社が所有する炭鉱で実施し、排出削減した全量を中国電力が買い取る契約を結んでいるそうです。
中国電力は熱電併給設備の設計や審査などの関連手続きに関与。当初計画段階では30万トン分の排出枠獲得を見込んでいましたが、実際の稼働状況を反映して獲得見込み量が21万トンにとどまりました。
中国電力は環境行動計画において中期重点目標に、2008~2012年度における使用端CO2排出原単位を、1990年度実績から平均で20%程度低減するよう努める目標を掲げているそうです。その中の具体的施策の中に京都メカニズムの活用があります。
日本で発生するCO2排出量の約3割を排出する電気事業にとって,地球温暖化問題への対応は非常に重要な課題です。今後もCO2排出量の削減を一層強く意識した積極的な取り組みを行っていってほしいと思います。
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