米政府機関が20年までに温室効果ガスを28%削減へ

 オバマ米大統領は1月29日、政府と関係機関での温室効果ガスの排出量を、2020年までに現行よりも28%削減する方針を発表したそうです。

 大統領は声明で「政府のエネルギー支出を石油から再生可能エネルギーに換えていく」と訴えており、ビルの省エネのほか、再生可能エネルギーの利用も進め、目標の達成を目指すとのこと。

 米国政府は、1月29日の「米の温室ガス05年比17%削減 中期目標を国連に提出」のように目標を提出したため、まずは政府が率先して取り組む姿勢を示そうということのようです。
 米国では最近、温暖化対策に消極的な人たちによるネガティブキャンペーンが盛り返し、その効果がでてきてしまっていると見る向きもありますが、大企業や州政府の一部では非常に先進的な取り組みを進めており、再生可能エネルギーの推進については国を挙げて取り組んでいます。
 ただ、20年までに現行より28%削減という目標は、排出量が増え続けている米国としてはそれほど高い目標ではないので、ぜひ前倒しして実現してほしいと思います。

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このページは、ミヤギコウシロウが2010年2月 1日 23:01に書いたブログ記事です。

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