エコ・ファースト企業は、環境省が環境に関する先進的な取り組みを行うことを約束した企業を業界から1社認定する制度です。
昨年12月には、「エコ・ファースト認定の23企業が協議会設立」のように、認定企業間で協力して環境対策に取り組むとしていましたが、今回は協議会設立後、初の協働だそうです。
タケエイが、廃棄物の収集運搬サービスを行っている約300 台の運搬車両に今回のプログラムを導入し、約6%のCO2を削減を目指すとのこと。
プログラムは「成功報酬型」で、導入によって削減した効果について、一定割合を報酬とするため、初期負担を抑えることができるんだとか。
これは省エネに取り組みたいけど、投資が難しい中小企業にとって非常にありがたい取り組みですね。両社はこのプログラムの効果を積極的に開示し、普及と標準化に取り組むとのことなので、これからいろんなところで導入されるかもしれません。環境負荷と経費を同時に削減できるうえに、初期負担を抑えることができるなんてすばらしいと思うので、ぜひ全国に広めてほしいと思います。