東京都新年度予算 CO2削減に1096億円

 東京都は「10年後の東京」の姿として、2020年までに2000年と比べて25%のCO2の排出削減を達成するために3年で1096億円を投入すると発表しました。
 3ヵ年計画の実行プログラムの主要事業の一つとして、都は中小規模事業所のCO2排出削減を強力にバックアップする方針を固めました。

都は今年4月から全国で初めて大規模事業所に対してCO2の削減を義務付けますが、対象外の中小規模事業所に対しても排出削減を推進するため、新年度から2年計画で80億円の基金を投入して500程度の中小規模の事業所に対し、省エネの機器に切り替えるための資金的援助を行うことを決めました。
費用の4分の3、上限7500万円を補助するということです。

 中小規模事業所のCO2排出量は産業部門のうちおよそ6割を占めていて、都は環境に配慮した都市づくりを推進するために無料の省エネ診断も積極的に実施していくとしています。

 大規模事業者はもちろんのこと、中小規模事業者の排出削減への協力が必要不可欠です。まだ環境への取り組みを始めていない事業者の後ろ盾となるよう、有効な予算投入を進めていってほしいと思います。


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このページは、green plusが2010年1月20日 14:22に書いたブログ記事です。

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