大阪市にある両社の子会社、東洋紡ロジスティクスとサントリーロジスティクスの工場や配送センターをトラック輸送でつなぐことで、空荷のまま運ぶ区間を減らすとのこと。
具体的には、まず愛知県の東洋紡の工場で生産したフィルム製品を、同社の取引先に配送。帰路で近隣のサントリーグループの拠点から飲料製品を積み込んで愛知に戻ることなどを想定してるんだとか。
これにより、両社合わせて当初は年100トン、2年後に300トンのCO2削減効果を見込んでいるそうです。
東洋紡は帝人ファイバーや住友化学と、サントリーもキリンと、共同配送など物流の効率化には力を入れていますが、今回のような異業種の企業が物流効率化で協力するのは画期的だと思います。
物流は鉄道や船へのモーダルシフトや共同配送によってCO2を削減できる余地がまだまだあるので、ぜひ全国に広まってほしいと思います。