東京都千代田区は3月中に、所有する電気自動車(EV)1台を、区役所が使わない日や夜間、区民らに貸し出すカーシェアリングを始めるそうです。
貸し出すのは土日祝日と夕方6時以降、翌朝8時までで、入会金と手数料を支払って登録し、予約すれば、15分あたり数百円で、誰でも利用できるとのこと。区民と区内の企業は入会金と手数料が無料なんだとか。
車の側面には「電気自動車」と分かる表示をし、試乗してもらうことでPRにつなげるそうです。
09年7月24日の記事「京都市が電気自動車の充電設備を40基設置へ」では、公用車として導入したEV2台を、休日に無料で市民にレンタルするとのことでしたが、それと似た取り組みのようです。
東京都も2010年度、多摩地区で同種の取り組みを計画しているらしいですが、このような市民とのカーシェアは、安くてもいいので使用を有料にすれば、少ないとはいえ新たな収益源にもなるので、ぜひEVを導入したすべての自治体で検討してほしいと思います。