三菱自動車は26日、さいたま市が電気自動車(EV)の普及促進を目標に進める「E-KIZUNA Project」を共同で推進していくことに合意するとともに、さいたま市にEV「i-MiEV」を10台納車したと発表しました。
協定では、両者は大規模小売店や通信会社などと連携しながら、市内に急速充電施設を整備していくほか、タクシーや営業車両へのEV導入促進や、EVを活用したカーシェアリング推進の検討などを進めるそうです。
さらに、その一環として、さいたま市の全区で「青色防犯パトロールカー」として使用する「i-MiEV」10台を納品したとのこと。
同市はEVの普及に相当力を入れており、メーカーと協定を結ぶのは、昨年11月の日産、同12月の富士重工に続き3例目です。しかし、さいたま市にEVが納車されるのは今回が初めてなんだとか。
市は2013年度までに特殊車両を除く公用車約800台をすべて次世代自動車に転換し、12年度までに市域で1万2000台を普及させる目標を掲げているため、今後導入が加速しそうです。