2009年11月30日に「八剣伝」から開始し、12月中旬からは「酔虎伝」や「居心伝」でも表示。12月末時点で全630店に導入が完了したとのこと。
排出量は、店舗オリジナルメニューを除く全フードメニューについて、重量×輸送距離数×排出係数(輸送手段)という同社独自の方法で算出した数値を使用。本社所在地である大阪を基準にして、全国統一で数値を記載しているんだとか。
同社では以前より、「使用食材の国産化」や「割り箸廃止」など、業界でも珍しい取り組みを行ってきましたが、今回の取り組みも大手では初めてではないでしょうか。
今回の算出方法では、数倍から数十倍もある、栽培方法の違いによるエネルギー消費量の差が反映されておらず、「表示することに意義がある」という種の取り組みになっていることは否めませんが、将来的には、カーボンフットプリントの表示にも取り組む意向らしいので、今後が楽しみです。