UNEPが世界各国の温室効果ガス削減目標を確認できる「気候公約トラッカー」を公開

 国連環境計画(UNEP)は、コペンハーゲンで開催されているCOP15に合わせ、世界各国の温室効果ガス削減目標や計画をネット上で確認できる「気候公約トラッカー」を公開しました。

 EU27カ国に加え、25カ国の公約や提案が掲載され、COP15の期間中に新たな提案がなされれば更新していくそうです。


 現在、温暖化による深刻な被害を防ぐには2020年までに温室効果ガス排出量を440億トンに削減しなければならないと推計されています。しかし、各国によって示されている最も野心的な公約が実施された場合、世界全体で475億トンの削減となり、35億トン足りないとのこと。COP15の開催期限である12月18日までにこの差を埋めるなければならない状態にもかかわらず、交渉は難航しています。鍵を握る米中の今後の動向に注目です。

 

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このページは、ミヤギコウシロウが2009年12月16日 23:22に書いたブログ記事です。

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