プリウスPHVは、電池容量を大幅に増やすことにより、電気による走行距離を拡大した上、電気を使いきった後は、従来のハイブリッド車と同様に走行することができます。そのため、通勤や買い物などの近距離使用は電気自動車として走行し、休日のレジャーや遠出などの長距離使用は、従来のハイブリッド車として走行するということが可能で、電池の残存量や充電インフラの整備状況にかかわらず使用できます。
駆動用電池にはリチウムイオン電池を搭載し、満充電での電気だけを使っての走行距離は23.4キロ、電気走行とガソリン併用の燃費性能は1リットル当たり57キロだそうです。
今後は2010年前半にかけて、日・米・欧の特定顧客を中心に約600台を順次納入していくとのこと。
従来のプリウスが1リットル当たり38キロなので、57キロという航続距離はすごいですね。しかも、価格が200万円台前半という情報もあり、電気自動車にとっては脅威となりそうです。
今後、電気自動車のインフラがある程度整うまでの間は、PHVが世間を席巻するかもしれませんが、それがどれくらい続くのか、今後が楽しみです。