NTTドコモと株式会社ドーコンは1日、コミュニティサイクルの取組みを共同で推進していくことについて合意したと発表しました。
その一環として、2010年6月1日より4ヶ月間、札幌市中心部に数百メートル間隔で設置する20カ所の専用駐輪場に、合計200台前後の貸し出し用自転車を配備し、実証実験を行うそうです。
具体的には、サイクルポートの効果的な配置とケータイを介した遠隔管理、決済処理、ナビゲーション機能を活用することにより、本格的な普及に向けた事業性の検証を行うとのこと。
最近、多くの都市でコミュニティサイクルの実験が行われていますが、ドーコンも夏に環境省の「平成21年度都市型コミュニティサイクル社会実験」で、非接触ICチップを搭載したケータイで個人認証ができる無人貸出機器により自転車の貸出を行う実験を行っていました。
今回はドコモが位置情報や決済処理などのプラットフォームを構築・運用するということで、さらに便利に自転車を借りることができるようになりそうです。