神奈川県が太陽光発電によるEV充電システムを稼働

 神奈川県は11月26日、太陽光で発電した電力をリチウムイオン電池に蓄えて電気自動車(EV)に充電するシステムを、全国で初めて県庁で稼働させたそうです。

 太陽光発電パネルにリチウムイオン電池を組み合わせたもので、夜間や雨天でも充電できるとのこと。約2時間の充電で、公用車の1日平均の走行距離40キロをまかなえるんだとか。

 通常のEVは走行時にはCO2は発生しないものの、充電器の電力を発電する際にCO2が発生してしまいますが、今回のシステムでは発電段階からのCO2も抑制でき、排出量がゼロとなるというわけですね。

 

 松沢成文知事は「CO2排出量ゼロの究極のエコカー」だとして今後さらに拡大してゆく意向のようです。EVはレアメタルを多用するため、まだ究極のエコカーと言うには抵抗がありますが、現時点で市販されている乗用車としてはもっともエコかもしれません。EVの充電には再生可能エネルギーを使うという流れが今後定着したらいいなぁと思います。

 

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このページは、ミヤギコウシロウが2009年12月 4日 23:51に書いたブログ記事です。

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