COP15速報 途上国反発 協議進まず

COP15fujiwara.jpg COP15は14日、約190カ国による全体非公式閣僚級会合の冒頭から一部の途上国グループが「先進国 は、京都議定書を無効化しようとしている」などと反発し、一時退席。実質的な協議ができませんでした。18日の首脳級会合が迫る中、各国政府代表団は焦りの色 をみせています。

 途上国グループらは「(新しい議定書よりも)京都議定書の第一約束期間(2008?2012年)に続く第二約束期間の数値目標を先に決めるべきだ」と主張。会合を約三時間にわたりボイコットしました。

 このためスケジュールが混乱。途上国グループが復帰した全体非公式閣僚級会合も進展のないまま閉会しました。COP15のコニー・ヘデゴー議長がとりまとめ役となり、京都議定書の改定問題を継続協議するそうです。

 ヘデゴー議長は17日中に政治合意の草案をまとめ、18日の首脳級会合で採決を受けたいとしています。

 COP15の首脳級会合に18日、鳩山由紀夫首相が出席することを発表しました。京都議定書に次ぐ国際枠組みにつなげる政治合意の成立に向け、日本の姿勢を説明する考えだそうです。どこまで政治合意成立への話し合いに食い込めるか、注目が集まりますね。


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このページは、green plusが2009年12月15日 16:24に書いたブログ記事です。

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