COP15速報 パチャウリ議長声明

pachauri.jpg (COP15) 国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のパチャウリ議長は「地球の気温上昇を2度前後に抑えるためには、世界全体の温室効果ガスの排出のピークを15年より前にもっていかなければならない。費やせる時間はわずか6年間しかない」と訴えました。

 会議は議長にデンマークのコニー・ヘデゴーCOP15担当相を選出。各政府代表団による事務レベル協議に続き12日から非公式閣僚級会合が開かれます。

 京都議定書に加わっていないながら今回数値目標を掲げ、オバマ大統領自身が乗り込む米国、また現在世界で一番排出量の多い(2割)中国、この2国の関与の仕方、また先進国、新興国・途上国の政治的な駆け引きが、今回のポイントとなり、2012年京都議定書第一約束期間後の取り決めをまとめるいわゆる「ポスト京都議定書」はどうやら先送りされる見通しです。


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このページは、green plusが2009年12月 9日 16:37に書いたブログ記事です。

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