一般家庭から排出されるCO2量の削減を目指し、山梨市は太陽光発電や木質バイオマスなどを活用したモデル住宅「山梨市エコハウス」をJR山梨市駅(同市上神内川)前に建設するそうです。
7日に着工し、来年3月末に完成予定。同市環境課新エネルギー推進室によると、平均的な一般家庭のCO2排出量の半分しかCO2を出さないそうです。
7日に着工し、来年3月末に完成予定。同市環境課新エネルギー推進室によると、平均的な一般家庭のCO2排出量の半分しかCO2を出さないそうです。
環境省が進める「21世紀環境共生型のモデル整備事業」の一環。全国20の自治体が補助対象に選ばれ、県内では山梨と都留の2市が、それぞれの地域の気候や特色を生かしたエコハウスの普及に取り組むことになりました。
山梨市のモデル住宅は、木造2階建てで、述べ床面積約160平方メートル。寒暖の差が激しい気候の中で、年間を通じてエアコンに頼らず生活できる家になっているそうです。
窓の向きや屋根の形を工夫することで太陽熱や風通しによる温度調整を可能にするほか、冬は果樹のせん定枝を燃料とするペレットストーブで暖をとります。地域性を生かし、雨水をワイン樽にためて家庭菜園の水やりに活用するシステムなども取り入れる予定だそうです。
諸経費を含む総事業費約1億円は環境省が負担するそう。市新エネルギー推進室は「完成したモデル住宅の設備を市民に直接体験してもらい、一般家庭にも技術や知識を広めたい」と話しています。
建て売り住宅メーカーも環境負荷の低い商品を売り出していますが、自治体でもこういった取り組みが始まりましたね。環境と共生する持続可能な開発として、このエコハウスは未来に繋がるいい取り組みだと思います。他の地方都市にも広まっていってくれるといいですね。
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