ニュージーランドが排出量取引を導入へ

 ニュージーランドは2010年7月から、企業に温室効果ガスの排出削減義務を課し、排出枠の売買で削減を進める「排出量取引制度」を導入するそうです。

 当面の対象は産業・エネルギー・交通分野で、同国の主要産業である酪農を含めた農業分野は15年以降に対象に加えるとのこと。
 排出量取引制度の導入はEUに続いて2例目で、現在導入を検討している日本など他国の動向にも影響を与えそうです。

 

 ニュージーランドの温室効果ガスの約50%は酪農など農業から排出されるらしいです。特に、国内で飼育されている羊と牛から排出されるメタンガスは温室効果がCO2の21倍といわれていていて、その寄与度は国内全体の温室効果ガスの40%を超えるんだとか。これをどうやって減らしていくのか、今後に注目ですね。

 

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このページは、ミヤギコウシロウが2009年12月 7日 23:48に書いたブログ記事です。

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