世界45カ国の新聞が7日、COP15がコペンハーゲンで始まるのに合わせ、各国の指導者に対し、対立を乗り越えて団結し「決断力のある行動」を取るよう求める共同社説を載せたそうです。
社説では「各国代表は躊躇したり、論争に陥ったり、互いを責めたりするのではなく、この機会を生かすよう我々は呼び掛ける。会議は富める国と貧しい世界が戦う場ではない。気候変動はすべての人々に影響するのだから、みなで解決しなければならない」などと訴えたとのこと。
呼び掛けたのは英国のガーディアンで、参加紙は韓国の中央日報、中国の南方都市報、フランスのルモンド、ドイツの南ドイツ新聞、イタリアのレプブリカ、ロシアのノーバヤ・ガゼータ、米国のマイアミ・ヘラルド、カナダのトロント・スターなど56紙。日本の新聞は参加していないんだとか。
日本の新聞が参加していないのは非常に残念ですが、中国やロシアの新聞も呼び掛けに応じていることには希望を感じます。「みなで解決しなければならない」という声が、世界各国の首脳たちに届くよう祈ります。