ファミリーマートの店舗や伊藤忠エネクスのガソリンスタンドをベースとし、電気自動車、急速充電器、定置用蓄電池、太陽光発電及びカーシェアリングを連携させた低炭素交通社会システムを実証するための総合的な取組みで、日本固有のインフラであるコンビニやガソリンスタンドを利用した国内初のスマートグリッドにも関連した取組みとのこと。
協力企業は、マツダ、がベース車両のデミオの提供や電気自動車への改造支援など、ファミリーマートがコンビニ実証店舗の提供、伊藤忠エネクスがガソリンスタンド実証店舗の提供、そのほか伊藤忠テクノソリューションズ、オリエントコーポレーション、東京センチュリーリース、日本カーソリューションズ、東京アールアンドデー、EnerDel Inc (米国)、Th!nk (ノルウェー)、キューキ、正興電機製作所、日本エコシステム、ウインド・カーの14社です。
グループにコンビニもガソリンスタンドもIT企業もある伊藤忠ならではの大きなプロジェクトですね。
自動車メーカーとして、電気自動車を市販する予定がないマツダが参加しているのは、同社の「電気駆動開発活動の一環」とあり、今後のハイブリッドや電気自動車の開発を加速するための取り組みのようです。
多くのコンビニとガソリンスタンドが、来るべき持続可能な社会に向けた新しいビジネスモデルを模索する中、電気自動車と再生可能エネルギーを軸にすえた取り組みで協働するとても示唆深い取り組みだと思うので、動向を見守りたいです。