印刷会社のフデビンは18日、印刷物の製造工程において排出されるCO2の量を無料でシミュレーション表示させるサービスを開始したと発表しました。
同社の料金表ページで、用紙サイズ、印刷色、印刷枚数などの条件を指定すると、印刷料金と一緒に印刷物1冊あたりのCO2排出量を表示。さらに数値をクリックすると、用紙や刷版、インキなどの製造・加工から、印刷・製本、輸送まで、印刷物の製造工程で発生したCO2の排出量が工程ごとの集計で確認できるしくみです。
これは新しいですね。環境系のイベントなどのチラシを印刷する際に、なるべくCO2排出量を少なくし、どうしても排出される分は他でオフセットする場合にも、役に立ちそうです。
まったく同じ内容・数量の印刷でも、印刷会社の印刷方法などによって排出量が変わってくると思うので、早く同業他社も表示されて比較できるようになったらいいなぁと思います。