大阪府は6日、ガソリンにバイオエタノールを10%混ぜた燃料「E10」の対応車を、全国で初めて知事が乗る公用車に導入、府庁で納車式を開いたそうです。
E10は環境省の実証事業で実証実験が進められており、府のほかに北海道や岡山県で公道走行実験が行われているとのこと。府では2009年度から利用が始まり、今回で34台目なんだとか。
橋下知事はあいさつで、「E10は素晴らしい燃料なのに、(環境省と石油連盟との)主導権争いで導入が進まない。現政権には(現状を)打ち崩してほしい」と述べたそうです。
バイオエタノールの割合が3%の「E3」は、8月31日の「バイオ燃料「E3」9月1日発売」のように、一部のガソリンスタンドで供給されています。しかし、よりE10は給油できる場所が限られるため、橋下知事は遠方への出張などでは従来の公用車を利用するとのこと。早く全国のスタンドで給油できるようになってほしいですね。