アフリカ東部で2300万人が温暖化による干ばつで飢餓のおそれ

 ケニアやエチオピアなどアフリカの東部一帯では今、温暖化の影響で、過去10年で最悪の干ばつに見舞われているそうです。

 ケニアでは5年前から雨が極端に少なくなり始め、首都ナイロビの北部およそ300キロにある牧草地帯の町では、今年に入って雨が一滴も降らず、牛やヤギなどの家畜が餓死しているとのこと。
 このため、牧畜で収入を得てきた人々は食べ物が買えなくなり、国連の世界食糧計画(WFP)が緊急の食糧支援に乗り出しているんだとか。
 WFPによると、アフリカ東部で飢餓に直面するおそれがある人は2300万人に上るということで、各国政府に対し、資金を拠出するよう呼びかけているそうです。

 この干ばつの原因のうち何割が温暖化による影響かはわかりませんが、影響していることは確かです。先進国の人たちが便利で快適な生活を失いたくないと、温暖化対策を怠ってきたため、途上国の人たちは生命を失う危険にさらされている。。こんな理不尽な状態から抜け出すためにも、一日も早く社会構造のエコシフトを実現しなければなりませんね。

 

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このページは、ミヤギコウシロウが2009年10月19日 01:53に書いたブログ記事です。

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