洋上風力発電の実験に国内初成功

ssk.jpg佐世保重工業のリリース(PDF)より

 

佐世保重工業と京都大学などの研究グループは8日、浮体式洋上風力発電施設の縮小モデルを使った洋上発電実験に国内で初めて成功したと発表しました。

 実験では装置を海に浮かべ、チェーンとアンカーで固定。約30メートルのケーブルを岸の蓄電池とつなぎ装置の稼働具合や揺れ、発電量を測定し、安定性、発電能力ともに問題ないことを確認したそうです。今後、実物大モデルで発電試験に取り組み、3年後をめどに実用化を目指すとのこと。
 実用化されれば、発電能力は2000キロワットで約700世帯分の電力をまかなえるんだとか。

 最近、地熱、波力、洋上風力など、これまでほとんど取り組んでこなかった再生可能エネルギーの開発・普及に向けた取り組みが急に増えていますね。
 どれも日本には多くの資源があり、比較的安定しているので、非常に有望だと思います。今後このような動きがさらに加速しそうで楽しみです。

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このページは、ミヤギコウシロウが2009年9月 9日 23:30に書いたブログ記事です。

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