東京電力は17日、は外洋上での風力発電の実用化に向けた実証実験を東京大学と共同で始めると発表しました。
外洋での実験は国内初で、今月から2014年3月まで行われるそうです。
実験は千葉県銚子市の南約3キロ沖で、水深10-20メートルの海底に基礎を造り、高さ約80メートルの観測塔を設置。風や波のデータなどを集積した上で、数年後に設置場所に適した風力発電施設を建設するとのこと。
東電と東大は以前、フロート式の洋上風力の共同研究をしてたのですが、今回は水深10-20メートルに基礎を造るということなので、着床式みたいです。
この実験が上手くいっても、実際に発電所が建設されて商業運転が始まるのはずっと先で、すでに140万キロワット以上稼働しているという欧州に大きく遅れています。
日本は海洋国であり、技術国であり、エネルギー自給率の低いのですから、ぜひもっと力を入れて、洋上風力の開発・普及に取り組んでほしいです。