全日空が国内線でカーボン・オフセットプログラムを導入

 

title.gifANAカーボン・オフセットプログラムのWebサイトより

 

 全日空は3日、9月10日から羽田発の主要幹線、10月1日から国内線全便でANAカーボン・オフセットプログラムを導入すると発表しました。

 搭乗口でポスターのQRコードから専用の携帯サイトにアクセスすると、搭乗便のCO2排出量が表示され、クレジットカード決済でその分のオフセットができるしくみです。羽田?大阪便の場合、負担額は500円で、CO2を49kgオフセットできるとのこと。
 オフセットするCO2には坂本龍一が発起人の「more trees」が国内の森林育成から生まれる「J-VER」(森林吸収クレジット)を利用するそうです。

 QRコードを読み取るだけで自動でCO2排出量を算出してくれるのはちょっと便利ですね。
 企業側が社会的な責任として多少の費用を負担するサービスに比べると、見劣りしてしまう感は否めませんが、海外で削減されるCDMと違って、国内で削減されるというのは魅力に感じる人も多い気がします。
 このように、費用を全額お客さんが負担するかたちなら、航空会社側の負担は大きくないと思うので、ぜひすべての航空会社で導入してほしいと思います。

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このページは、ミヤギコウシロウが2009年8月 4日 23:32に書いたブログ記事です。

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