斉藤環境相は、日本が経済成長を続けながら温室効果ガスの排出量を2050年までに80%削減することができるとの分析を発表したそうです。
実現には、太陽光発電を最大で140倍に拡大させるなど、自然エネルギーを大幅に普及させるほか、年率2%の経済成長を維持するため、すべての乗用車を電気自動車に置き換える必要があるとのこと。
斉藤環境相はさらに、20年に05年比15%減の中期目標と、50年に60-80%減の長期目標について、「変更する作業が当然必要だ」と、目標の上積みに意欲を示したんだとか。
日本の2007年末の太陽光発電の設備容量は192万kWだから、140倍したら2億6880万kWにもなり、今の日本の発電設備容量2億3751万kWより多くなってしまいます。すべて電気自動車にするから、電力需要は増えるという見通しかもしれません。
太陽光だけに偏っているのは気になりますが、自然エネルギーの大幅な普及と、目標の上積みには期待したいです。