中国が2050年から温室ガス排出削減へ

 英紙Financial Timesは15日、中国政府高官が、2050年までに温室効果ガスの排出量削減を始める方針を示したと伝えたそうです。
 温室効果ガスの削減で、中国が具体的な日程を出したのは初めてとのこと。

 中国は途上国ということで、現在は温室効果ガス排出量の削減を義務付けられおらず、削減目標の設定にも消極的でした。でも、同高官は「中国の排出量は2050年以降、増加することはない」と語ったらしいので、期待できるかもしれません。

 一人当たりの排出量では日本の半分以下の中国が、これまで先進国と途上国で議論が平行線をたどっていた点において譲歩したとなると、インドなど他の新興国にも大きな影響があるはずです。日本も埋もれないようにがんばってほしいですね。

 

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このページは、ミヤギコウシロウが2009年8月15日 23:33に書いたブログ記事です。

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