1台につき約3トンのCO2削減した新型ジャガー

jaguar.jpgジャガー・ランドローバー・ジャパンのウェブサイトより

 

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、リサイクル原料を使用したジャガーの新型「XJ」の日本での予約注文受付を開始すると発表しました。

 リサイクル原料を50%使用した軽量アルミニウム構造を実現したことで、ライフサイクルの全期間に排出する温室効果ガスをCO2排出量に換算したカーボン・フットプリントについて、再生アルミニウムを使っていない場合と比べ、車両1台につき約3トン削減しているそうです。

 ジャガーのサイトには「競合車より150kg以上の軽量化に成功しており、(中略)経済性においても大幅な進歩を実現しています。」と書いてあるのに、具体的な燃費については書いてありませんでした。このような、安くても1000万円するような高級車を買う人たちには、燃費なんて気にしない方が多いということかもしれませんが、 経済性が大幅に進歩したと書くなら、具体的に書いてほしいところです。

 でも、高級車にもCO2削減の波がきたのは歓迎すべきことですね。燃費の改善による削減がなかなか難しい高級車や大型車では、今後リサイクル原料の使用が広がりそうです。

 

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このページは、ミヤギコウシロウが2009年8月20日 23:53に書いたブログ記事です。

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