リサイクル原料を50%使用した軽量アルミニウム構造を実現したことで、ライフサイクルの全期間に排出する温室効果ガスをCO2排出量に換算したカーボン・フットプリントについて、再生アルミニウムを使っていない場合と比べ、車両1台につき約3トン削減しているそうです。
ジャガーのサイトには「競合車より150kg以上の軽量化に成功しており、(中略)経済性においても大幅な進歩を実現しています。」と書いてあるのに、具体的な燃費については書いてありませんでした。このような、安くても1000万円するような高級車を買う人たちには、燃費なんて気にしない方が多いということかもしれませんが、 経済性が大幅に進歩したと書くなら、具体的に書いてほしいところです。
でも、高級車にもCO2削減の波がきたのは歓迎すべきことですね。燃費の改善による削減がなかなか難しい高級車や大型車では、今後リサイクル原料の使用が広がりそうです。