全国農業協同組合連合会(JA全農)は1日、飼料用の収量の多い米から製造したバイオエタノールを約3%混ぜたガソリン「グリーンガソリン」を、17日から新潟県内にある19の農協系列ガソリンスタンドで販売すると発表しました。
国産原料を使ったバイオエタノール混合ガソリンの本格的な販売は日本で初めてだそうです。
バイオ燃料は、環境省などはバイオエタノールを3%混ぜた「E3」というガソリンの導入を進めており、新日本石油はバイオエタノールと石油系ガスのイソブテンを3対4の割合で合成した「ETBE」を1%以上配合した「バイオガソリン」の販売を一部で始めています。今回の「グリーンガソリン」は、中身も割合も「E3」に近いです。
非主食用のイネから作ったので食料と競合しないとのことですが、今後世界の人口が増えていくことや、イネを栽培できる農地は限られていることを考えると、食料廃棄物などから作ったバイオ燃料が普及するまでのつなぎとして考えたほうがいい気がします。
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