日産は17日、来秋に生産を始める年間5万台の電気自動車(EV)のうち、3万台弱を米国向けに集中投入する方針を明らかにしたそうです。
政府や州がEV購入を積極的に支援している米国でに大量投入することでEVでの主導権を握る考えとのこと。
EVの開発・普及に取り組むいくつかの大手自動車メーカーは、世界各国でインフラ整備や実証実験のため、政府、自治体、電力会社などと共同で、投入に向けた環境作りに着手しています。
日産は、このような取り組みにいち早く取り組んでおり、すでに米国だけでも、テネシー州、オレゴン州、カリフォルニア州ソノマ郡およびサンディエゴ、フェニックス、トゥーソン、シアトル、ローリー、ワシントンD.C.とパートナーシップを締結しています。
米国以外でもルノーとともに、神奈川県、横浜市、イスラエル、デンマーク、ポルトガル、モナコ、英国、フランス、スイス、アイルランド、中国、香港と、取り組みを進めています。
社長兼CEOであるカルロス・ゴーン氏が掲げた公約、「ゼロ・エミッション車で世界のリーダーになる」は、着々と実現に向けて進んでいるようですね。
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