茨城大学は茨城県や日立市、阿見町、茨城県工業技術センターと連携し、バイオ燃料作物を利用した地域活性化プロジェクトをまとめたそうです。
新バイオ燃料として期待される「ソルガム」を耕作放棄地で栽培し、バイオエタノールを精製。それを自動車の燃料に利用し、燃焼評価やCO2削減効果の検証を行うとのこと。
今後3年間で実用化に向けたシステムの完成を目指すんだとか。
ソルガムはアフリカ原産のイネ科の作物で、アフリカでは穀粒は食用に、他の部分は飼料などにしているそうです。そのため、食料と競合しないといわれているのですが、今回の実験で穀粒を食用にするのかはわかりません。年に2?3回収穫でき、生産高はトウモロコシの4倍になるそうなので、日本人の口に合えばぜひ食用としても商品化してほしいと思います。