太陽光発電の大量導入に向け、東京電力が東京工業大学、東芝、日立製作所などと共同で、次世代の送電システム「スマートグリッド」(賢い電力網)の国内初となる実証実験を行うそうです
太陽光や風力発電は発電量が不安定なので、電力会社の送電線網に大量に送ると周波数が変動して電気製品が使えなくなる可能性があります。そのため、実験では送電線網への影響を最小限に抑える方法や、電力を有効利用する制御機器の開発を目指すそうです。
実験期間は2010年度から3年間の予定とのこと。
スマートグリッドは、オバマ米大統領がグリーンニューディール政策の一つとして進めていますが、日本でも動き出すようですね。これが実現して、「必要なときに、必要なところのみに、必要なだけの電力を供給」できるようになれば、相当の省エネになるので、ぜひオールジャパン体制で取り組んでほしいと思います。