三菱ケミカルホールディングスは業界で初めて、主要化学製品の製造で発生したCO2排出量の開示を始めるそうです。
年内にもカーボンフットプリントを計算する情報システムを構築。まず植物原料の樹脂、リチウムイオン電池やLED照明の材料など10―20品目から、単位当たりのCO2排出量を顧客に開示するんだとか。対象は順次拡大し、将来は全製品に広げる予定だそうです。
これが業界全体に広まれば、環境に配慮したいメーカーが素材を購入する際に、価格や品質だけでなく、CO2排出量も見て選ぶことができるようになります。
環境に配慮した商品を望む消費者が増えてきたことにより、環境に配慮した素材を望むメーカーが増えてきたということでしょう。この流れをより確かなものにするためにも、僕ら消費者は環境に配慮した製品をもっと積極的に望んでいきたいですね。