住友林業は30日、年間に建築する住宅の主要構造材を対象に、木の伐採から建築施工までの工程で排出されるCO2をカーボンオフセットするため、植林事業を開始すると発表しました。
まずはインドネシアの林業公社などと共同で、同国の荒廃地約300万平方メートルに年間約40万本のペースで木を植えるそうです。
植栽後は10年間管理し、8割は成長後に伐採、現地の工場で木質パネルに加工し、一部は日本に輸出するとのこと。
同社によると、地域で5万―6万人の雇用を創出し、生活向上にも貢献できるんだとか。また、国連のクリーン開発メカニズム(CDM)認証取得も検討するそうです。
植林面積は年間で約300万?で、これは東京ドーム約64個分に相当するというからすごいです。ぜひこのようなカーボンオフセットが業界の常識になってほしいですね。