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横浜市は今年度、全市立小中学校の4割に当たる200校に、太陽光パネルを設置することを決めたそうです。
家庭用の約3倍となる出力10キロワットのパネルを1校に1基ずつ設置。1基で40ワットの蛍光灯約50本をまかない、市民1人分の排出量と同じ年間約5トンのCO2を削減するとのこと。
将来的には全校に設置する方向で検討しているんだとか。
全国の公立小中学校で太陽光パネルを設置しているのは4月現在で約1200校。市町村単位では数校ずつの設置にとどまっているそうなのですが、横浜市立の学校では、すでに小中高計28校に設置されているそうです。
神奈川県は特に日照時間が多いわけではなく、2006年の調査では全47都道府県の中で28番目なのですが、小中学校への太陽光パネルの設置では全国で一番進んでいます。
さすが環境モデル都市ですね。同市は電気自動車の普及でも進んでいますが、今後もこの調子で自治体の環境対策をリードしていってほしいと思います。