
今月8日、カーボン・オフセット(炭素の相殺)に取り組む企業などで構成する「カーボン・オフセット推進ネットワーク(CO-Net)」の設立総会が都内で開かれた。
同ネットワークは、オフセットを活用した事業戦略や需要喚起策などについて会員企業間で情報を共有していくネットワークです。
同日時点でメーカーや金融機関、自治 体など約40社・団体が加盟しているとのこと。
設立に併せて環境省はオフセット付き商品の信頼性認証制度に使う認証ラベルのデザインを発表している。
CO-Netの代表理事に就任した全日本空輸の五嶋八洲雄上席執行役員CSR担当室長は「オフセットが低炭素社会に向けた有効な手段となるように努力していきたい」と抱負を述べている。
信頼性認証制度は気候変動対策認証センターが窓口となり、4月下旬をめどに認証取得の受け付けを始める。
【日刊工業新聞】