米国が風力発電の比率を20%へ

 オバマ米大統領は22日、風力や太陽光などの比率を大幅に高めるため、米国沖での風力や潮力などの発電計画を認め「沖合クリーンエネルギー」の実現を目指す考えを表明したそうです。

 3年間で再生可能エネルギーの供給を倍増するとした公約を踏まえ、2030年までに風力発電の比率を20%まで引き上げるなどの具体的な目標を提示、50年までに温室効果ガス80%削減を目指す決意を強調したとのこと。
 また風力発電拡大の過程で25万人の雇用が生まれると述べ、環境と経済の両面で一石二鳥の効果が期待できると語ったんだとか。
 さらに、大統領は「新たなエネルギー開発で主導権を握る国が21世紀の世界経済を主導する。米国がその国にならなければならない」と訴えたそうです。

 洋上風力と潮力は、どちらも日本が力を入れていない分野です。しかし、海洋国で、かつ技術立国である日本にこそ、これらの技術開発・普及に力を入れ、世界を主導していってほしいと思います。

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このページは、ミヤギコウシロウが2009年4月24日 23:07に書いたブログ記事です。

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