三菱重工業は、細かい気泡で船底を覆い、海流との摩擦を減らすことで燃費が1割以上向上する運搬船を建造するそうです。
この船はバブル・モジュール運搬船と呼ばれる新型船で、全長150メートル、幅40メートルの大型船。日本郵船が発注したとのこと。2010年春に就航する見通しなんだとか。
この種の船が商業ベースで建造されるのは初めてだそうです。三菱重工は今後、大型輸送船やタンカーの顧客に、新型船を売り込むとのこと。
建造費は従来船より高くなるらしいのですが、燃料コストとCO2排出量を削減できるため、需要は見込めそうですね。