ロンドン市が市民の食に関するカーボン・フットプリントを調査

 英ロンドン市は2月20日、市民の食事から排出される温室効果ガスに関する初の調査報告書、「ロンドン市食品部門の温室効果ガス排出量」を発表しました。

 これによると、ロンドン市民全体の食事の量は年間80億食で、1,900万トン近くの温室効果ガスを排出しているそうです。
 食品部門で排出される温室効果ガスの78%は、製造時や輸送時など、ロンドン市外で発生し、22%がロンドン市内で発生しているとのこと。
 なお、購入された食品の1/3は廃棄されていて、食品廃棄物からの温室効果ガスは、630万トンに上るとみられているんだとか。

 これは興味深い調査ですね。東京だったら製造時や輸送時などの温室効果ガスの割合や、廃棄される食品の割合は、もっと多い気がします。ぜひ東京でもやってほしいです。

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このページは、ミヤギコウシロウが2009年3月 7日 01:44に書いたブログ記事です。

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