森林管理がJ-VER制度で正式な位置づけに

mori200x132.jpeg環境省は、森林管理プロジェクトがオフセット・クレジット(J-VER)制度の対象プロジェクトとして正式に位置づけられたと発表した。

オフセット・クレジット(J-VER)制度は、国内のプロジェクトにおいて実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証するため、平成20年11月に創設されたもの。
環境省は、この制度の対象プロジェクトとして、間伐等の森林管理を実施し森林の二酸化炭素の吸収量を増加させる取組を位置づけるため、昨年10月より、林野庁とも連携しながら森林吸収クレジットを認証するための基準を集中的に検討してきた。

今回、森林管理プロジェクトによる森林吸収クレジットの認証基準を公表し、4月15日から受付を開始する予定とのこと。

これで国内の荒れ放題の山林に、森林管理が始まるといいのですが、日本の山は持ち主が分からない、分かっていても間伐費用が負担できないなど、根本的に疲弊しています。
クレジットで新たな付加価値が広まるといいですね。
【環境省】

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このページは、green plusが2009年3月23日 17:45に書いたブログ記事です。

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