政府は、環境性能が高い次世代車への買い替え促進策として、1台当たり30万―10万円の補助金を2009年度にも創設することを検討しているそうです。
対象は当面、一定の燃費基準を満たした次世代車100万台程度。発売から10年以上経過した中古車からの買い替えを促し、環境対策を進めるとともに、自動車産業の活性化を図る狙いとのこと。
ドイツでは、9年以上使用した車を廃棄処分して最新の排ガス規制対応車を購入するユーザーに2500ユーロ(約33万円)の補助金を支給する制度により、ドイツで販売されたすべての新車のCO2排出量を6%減らすことに成功しています。
2009年はちょうどホンダのハイブリッド車「インサイト」が発売し、さらにトヨタのハイブリッド車「プリウス」の新型、三菱の電気自動車「i MiEV」も発売する予定です。この補助金が決まれば、それらの普及には力強い後押しとなりそうなので、ぜひ実現してほしいと思います。