英国のエネルギー・気候変動省は、2050年までに全ての住宅のCO2排出量をほぼゼロにすることを目指す「省熱・省エネ戦略」案を公表したそうです。
戦略では、2015年までに、断熱化に適した全ての物件に対して断熱工事を提供。2015年までに毎年40万世帯で改修工事を行い、2020年までに約700万世帯、2030年までには英国の全世帯で行われる予定とのこと。
イギリスでは、家庭部門のCO2排出量は全体の4分の1以上を占めるらしいので、住宅からのCO2排出量がゼロになれば、大幅な削減になりそうです。
日本では住宅の断熱はかなり遅れているので、ぜひ同様の対策を検討してほしいと思います。