富士ゼロックスは16日、自社全体のCO2排出量を、2020年度までに2005年度比で30%削減すると発表しました。
具体的には、製品一台あたり消費電力を2005年度比で80%削減するほか、一台あたり製造時のCO2排出量を2005年度比で75%削減するとのこと。
これにより、使用時だけでなく、生産や物流なども含めた製品の全過程(ライフサイクル)での全社CO2排出量を、05年度比30%削減するそうです。
これにより、使用時だけでなく、生産や物流なども含めた製品の全過程(ライフサイクル)での全社CO2排出量を、05年度比30%削減するそうです。
複合機やプリンターの業界には環境先進企業が多く、早くから環境への取り組みを始め、日本企業の環境対策をリードしてきました。
中でも、セイコーエプソンはCO2排出量を2050年に2006年比90%削減、リコーは総合環境影響指標を2050年に2000年比87.5%削減という、とても意欲的な目標を掲げています。
製品一台あたり消費電力を80%、製造時のCO2排出量を75%削減という目標もかなり意欲的で、達成するには省エネの努力はもちろん、新たな技術開発も必要でしょうが、ぜひがんばって実現してほしいと思います。