京都大などでつくる「京都エコ容器包装・商品推進協議会」は18日から3月10日まで、東京と京都の高島屋3店で、百貨店として初めて総菜容器の再利用実験を行うそうです。
対象商品は、総菜の製造販売メーカー「ロック・フィールド」の「フランス風じゃがいもグラタン」(840円)と「3種きのこのハンバーグドリア」(924円)。
ふたは使い捨てのプラスチックですが、器には白色の磁器を使い、購入後に店舗へ返却すると、200-300円程度の総菜がもらえるしくみ。
返却率や使い捨て容器との環境負荷の違いを調べるほか、購入者に感想を聞き、本格導入の可能性を模索するとのこと。
グラタンは2-3人前、ドリアは1-2人前だし、200-300円の惣菜がもらえるので、レストランに比べれば高くない価格設定だと思います。
ただ、デザイン性を重視して磁器を使っているので、使い捨てのプラスチック容器に比べて重いし、割れないように気をつけなければなりません。
このあたり、利便性の低下は否めない気がするのですが、はたして消費者はどう受け取るのか、結果が楽しみです。