
ジェットコースターをヒントに高低差の位置エネルギーを利用して走る。4年後をメドに実用化する考え。
全長約100メートルで高低差が約3メートル、最大下りこう配8度のレール状の試験コースを、東大生産技術研究所千葉実験所(千葉市)に敷設し、動力源のない箱型の乗り物を時速20--30キロメートルで走らせた。ジェットコースターメーカーの泉陽興業(大阪市)が協力した。コースを上るときにはレールについたモーターとワイヤを使うが、下るときは動力がいらない。試算では、輸送に必要なエネルギーはバスなどの10分の1以下ですみ、建設コストは距離1キロ当たり20億--30億円とモノレールの5分の1程度という。 【日本経済新聞】
全長約100メートルで高低差が約3メートル、最大下りこう配8度のレール状の試験コースを、東大生産技術研究所千葉実験所(千葉市)に敷設し、動力源のない箱型の乗り物を時速20--30キロメートルで走らせた。ジェットコースターメーカーの泉陽興業(大阪市)が協力した。コースを上るときにはレールについたモーターとワイヤを使うが、下るときは動力がいらない。試算では、輸送に必要なエネルギーはバスなどの10分の1以下ですみ、建設コストは距離1キロ当たり20億--30億円とモノレールの5分の1程度という。 【日本経済新聞】