
2009年3月まで住宅用LED照明の商品化に向け、実証試験を行う。「すべてがLED照明の家は世界初では」という。
モデルハウス用に16種類のLED照明器具を、半年間かけて開発した。LED照明の合計投資額は約500万円。約100平方メートルのモデルハウスにはリビング用の主照明のほか、壁面ブラケットライト、食卓用ペンダントライト、フットライトなどさまざまなLED照明を設置。実際の家に設置することで日常生活に必要な光量や問題点を洗い出し、商品のワット数や照明器具の形の決定に生かす。すべての照明をLEDにした場合の想定価格は約100万円。蛍光灯に比べ2―3倍するが、電力代が約半分となるほか寿命が約4万時間と長いため、取り換えの手間が省ける。さらに天井埋め込み型のダウンライトが蛍光灯の約100ミリメートルから14ミリメートルへ薄型化できるなど、デザイン面の利点をアピールする。