西日本高速、電力を自給自足するエコSA開設

山田SA.jpg 西日本高速道路が改良工事を進めていた大分自動車道下り線・山田サービスエリアは、さまざまな省エネルギー設備でCO2排出量ゼロを目指すエコなSA(サービスエリア)として、「パヴァリエ エコエリア山田」(福岡県朝倉市)に生まれ変わります。21日に新装オープンすることになり、19日、報道機関に公開されました。【写真:敷地の斜面や屋根に電池パネルを並べた大分自動車道山田SA  読売新聞】

 出力1000キロワットのメガソーラーをはじめ、同社SAで初となる放射熱空調設備、節水型小便器、エネルギーマネジメントシステム(EMS)など、省エネ設備や環境対策の取り組み約30件を導入。休憩に寄るだけではない、新しいSAの形として注目されます。

 同棟は、年間消費電力を従来より3割少ない100万キロ・ワット時に抑制。メガソーラーの年間発電量と同規模なことから、計算上は電力の「自給自足」になるとのこと。

 これまでも太陽光発電や発光ダイオード(LED)照明などの導入を進めてきましたが、エコをテーマに数多くの最新技術を取り入れたSAは初めてとなります。山田SAの改良工事に合わせたリニューアルで、総投資額は16億3000万円。そのうちエコ関連で8億9000万円を投じました。建物の延べ床面積は1080平方メートルになります。

 (日刊工業新聞) (読売新聞)


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このページは、green plusが2012年11月21日 09:08に書いたブログ記事です。

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