2011年世界CO2排出量は前年比2.5%増で過去最高 1位は中国

 ドイツに本部を置く民間シンクタンク、国際経済フォーラム再生可能エネルギー(IWR)は13日、世界のCO2排出量に関する報告書を発表し、昨年の世界のCO2排出量は前年比2.5%増の340億トンと過去最高だったとしました。
 数値は英エネルギー大手BPが公開した世界の化石燃料消費量データに基づいてまとめられました。排出量が最も多い国は引き続き中国で89億トンと、2位の米国(60億トン)を大幅に上回りました。3位以下はインド(18億トン)、ロシア(17億トン)、日本(13億トン)、ドイツ(8億400万トン)と続きました。

 世界のCO2排出量は2009年に経済危機の影響で一時減少しましたが、再び上昇へと転じています。IWRのノルベルト・アルノホ所長は声明で「現在の傾向が続けば、世界のCO2排出量は2020年までに20%増え、400億トンに達する」と述べています。
(AFPBB News)


ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。

環境ブログへ

トラックバックURL: http://eicnet.sakura.ne.jp/mt5/mt-tb.cgi/1414

このブログ記事について

このページは、green plusが2012年11月15日 11:42に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「46業界が温暖化ガス削減目標 20年までに達成めざす」です。

次のブログ記事は「北極海の温暖化進行 熱量90年代の約3・25倍 東京海洋大調査」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

環境ブログ

環境ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。


Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。