ドイツに本部を置く民間シンクタンク、国際経済フォーラム再生可能エネルギー(IWR)は13日、世界のCO2排出量に関する報告書を発表し、昨年の世界のCO2排出量は前年比2.5%増の340億トンと過去最高だったとしました。
数値は英エネルギー大手BPが公開した世界の化石燃料消費量データに基づいてまとめられました。排出量が最も多い国は引き続き中国で89億トンと、2位の米国(60億トン)を大幅に上回りました。3位以下はインド(18億トン)、ロシア(17億トン)、日本(13億トン)、ドイツ(8億400万トン)と続きました。
世界のCO2排出量は2009年に経済危機の影響で一時減少しましたが、再び上昇へと転じています。IWRのノルベルト・アルノホ所長は声明で「現在の傾向が続けば、世界のCO2排出量は2020年までに20%増え、400億トンに達する」と述べています。
(AFPBB News)
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世界のCO2排出量は2009年に経済危機の影響で一時減少しましたが、再び上昇へと転じています。IWRのノルベルト・アルノホ所長は声明で「現在の傾向が続けば、世界のCO2排出量は2020年までに20%増え、400億トンに達する」と述べています。
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